あにまるくらぶ

  

”真の動物愛護とは、動物たちをそっとしてやることである”という思想を元に活動する全く新しい発想の新世紀動物愛護団体「あにまるくらぶ」を主宰する九十九零次。

零次は、団体としての活動は順風満帆であったが団体内部で経済的問題が発生し、頭を抱えていた。

そんな中、零次は大好きな国民的アイドル”定禅寺乙女”に街中で遭遇。そして乙女の正体が小学校時代に同じ飼育係だった四月朔日繭美であることに気付く。

再度、繭美に接触することに成功した零次は、昔話に花を咲かせる。しかし、零次と繭美は「あにまるくらぶ」に関して違った認識を持っている事に気付く。

零次は自身の団体である「あにまるくらぶ」を動物愛護ボランティア団体だと認識しているが、繭美は「あにまるくらぶ」をマルチまがいのいかがわしい商業機関だと認識していたのだ。

そこへ、小学校時代に同じ飼育係であった道夫と響子も加わるが、話はこじれる一方。4人の認識は「あにまるくらぶ」に対してだけでなく、世間一般の様々な事柄に対してもずれていた。

4人の認識は”奇妙なねじれ”を起こしていたのだ。そして、その原因を究明する為に、4人の物語は廻り出す―

 

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